ヒロシマ

まさに62年前の今日。
事件は起こったわけです。
テレビで渋谷の若者がインタビュー受けてて、全員が62年前の今日。何が起きたのか「知らない」と答えておりました。
若者=渋谷。という考えがそもそもねぇ。という意見はありつつ知らない奴がいるのは事実。
もちろん知ってる若者もいっぱいいるだろうこともわかる。
被爆した方の平均年齢が70歳を超え、記憶が風化しつつある。
当に被害者である日本人でさえも。

最近、自分自身充実しておるのでかえって、この話題が身にしみる。
すげー、精神的にまいってる時(あんまりないですが…)この話題聞くと、「そんな前のことシラネーよ」となるかもですが。
映画「ヒロシマナガサキ」で実際に被爆した人がインタビューに答えていて、背中が全体火傷しながら生き残った方が、インタビューの最中、「傷を見せてくれ」といわれたわけでもないのにおもむろに服を脱ぎ、火傷をおった背中を見せる。
彼は背中で語る。
「これが原爆だ。」
今、わたしは幸運にも平和な時代の日本に生まれて、決して金持ちではないが、今日食べる物があって、寝る所があって、音楽をやれて、酒も飲める。
これが決して当たり前と思わないようにしたいと思わないといけないですね。

若者にしっかり伝えるのは大人の役割だ!!
とはもう言ってられない年齢。今年でわたしも25歳。
すっかり大人でございます。

もちろん戦争を経験したわけではないから知識は色々なメディアから収集したものである。
ただひとついえるのはそこに原爆を落とされ、被爆した方がいる。と言う事実と、
人を殺すことに大義名分はない。という絶対的な倫理感。

知ろうとすることと、真実を見極めることと、伝えること。てのは我々でもできることかな?と。

これほどまでにHUSKING BEEの「8・6」という曲が身にしみたことはない。

まぁここまでずらずら書いてきましたが、半分は正解で半分は自身ないです。
のでお前の考えは違う!ふざけんな!
という方は読み飛ばしていただきたい。
論争したいわけでわないので。

最後に原爆を当時開発した科学者と、原爆投下をした飛行機「エノラ・ゲイ」の乗員の語ってた印象的な言葉を
「原爆を落としたことになんの後悔もない。ただ最近私は核戦争のリアリティを感じる」
「誰か愚かな奴がこう言うのさ「イラクに原爆を落とせ」てね」



被爆国。非核保有国。

しかし、最近話題にもなった原子力発電所は確実に「保有」している日本。


色々考えさせられましたな。


yosuke